かれこれ10年近く雨の日用として履いている革靴をサドルソープで丸洗いしてみました。
大塚製靴の伊勢丹別注モデルのUチップです。10年ほど前に伊勢丹のセールで購入しました。ラバーソールなので雨の日専用に活躍してくれました。10年履いているのにつま先やヒールの交換は一切していません。大塚製靴のラバーソールは丈夫なんでしょうか。
横から。随分くたくたですね。
サドルソープとは
サドルソープとはレザー専用の石鹸です。通常の石鹸とは違い、レザー用にロウや油脂などが含まれています。今回使用したのはモゥブレイのサドルソープ。
これまで革靴を洗うということに対して拒否反応があったのですが、10年履いた靴なので試しに丸洗いしてみることにしました。
いざ丸洗い
まず40度のお湯で靴全体を濡らします。今回は靴の中も洗ったのですが、細かい埃や繊維くずなどが大量に靴のつま先からでてきてびっくりしました。定期的に掃除はしていたつもりなんですけどね。
次にサドルソープを泡立ててスポンジで洗っていきます。ここではスポンジで強くこすらずに泡で汚れを落とすイメージで行います。
よく泡立つのでサドルソープの量はそれほど必要ありません。サドルソープ一つで30足くらいは洗えそうですね。
10年間の汚れが洗い流されて気持ちいです。サドルソープで革靴を丸洗いすることにずっと疑問を持っていたのですが、この時点で成功の予感がビンビン感じられました。
最後に泡をお湯で流して丸洗いは終了。この後は濡れている靴を乾燥させます。
丸洗い直後。水滴をキッチンペーパーで拭き取り、靴の中に新聞紙を詰めます。
陰干しで乾燥
このまま陰干しで乾かします。梅雨の晴れ間に丸洗いしてみましたが、うまく乾いてくれるといいですね。